補助金
「補助金」と「助成金」の違い
助成金と補助金は国や地方公共団体などから交付される給付金ですが、どちらも返済不要の資金調達制度です。似たような制度ですが、このふたつは”受給条件”と”支給される目的”が大きく異なります。また監督官庁も違います。
助成金は要件を満たせば、誰でも受給することができます。一方で、補助金は要件を満たした上で審査を受ける必要があり、必ずしも受給できるわけではありません。
また、補助金は経済産業省の「創業支援や設備投資に関するもの」、助成金は厚生労働省の「雇用の安定や職場環境改善のもの」が主な対象です。違いをまとめると以下のようになります。
中小企業が受けられる補助金の一例
- 小規模事業者持続化補助金
- ものづくり補助金
- IT導入補助金
- 軽減税率対策補助金
ものづくり補助金
ものづくり補助金は、中小企業・小規模事業者が取り組む生産性向上に資する経費の一部を国が補助することにより、中小企業・小規模事業者の生産性向上を図ることを目的としています。
2020年度のものづくり補助金がスタートします
株式会社ファンファーレでは補助金申請のお手伝いをします。
補助金・助成金申請を中小企業診断士に頼む理由とは
■補助金・助成金の申請専門家とは
補助金の場合は、補助金によって行政書士やベンダー企業などが代理申請できますが、助成金の申請代行ができるのは、基本的に国家資格の社会保険労務士の資格保有者です。有資格者といってもその業務範囲は広く、有資格者の中でも申請代行やコンサルティングを主業務として実施している方に依頼するのが賢明です。
■専門家を利用するメリット1
専門家は申請にあたり、どういう場合に要件を満たすのか、またはこのような時は要件を満たさなくなるので注意といったノウハウを持っています。それにより申請時のミスがなくなり、要点をおさえた申請ができるようになります。申請時のアピールポイントや重要加点項目を知っている点もメリットといえるでしょう。
また補助金・助成金は採択後も手続きが必要になることがありますが、専門家は採択後のスケジュール管理や手続きの事前アナウンスなど、採択後のフォローも充実していることが多いです。
■専門家を利用するメリット2
補助金・助成金は数千種類以上存在するといわれており、自社にあうものを探すことは簡単ではありませんが、実績豊富な専門家に依頼した場合、知らなかった補助金や助成金を紹介してもらえる可能性があります。
■専門家を利用するメリット3
補助金・助成金の情報収集をしながら「これは最新情報なのだろうか」と不安に思うことはよくあることかと思います。最新情報の収集は専門家の最重要業務ですので、申請する事業に対して昨年度からの変更点はどこか、採択件数/採択率はどうなりそうか、あるいは来年度の予測や特にオススメできそうな補助金情報の入手など様々な観点で情報を収集しています。そういった情報を得ることができる点も大きなメリットといえるでしょう。